新春昔ばなし語りの会
2023年1月29日(日)13:30~15:00
上田創造館にて、「新春昔ばなし語りの会」を開催しました。
昨年8月にも「昔ばなし語りの会」を予定していましたが、コロナ感染症の感染拡大を考慮して取り止めており、6月の開催以来7か月ぶりの開催です。
40名近い観客の皆さんにお出でいただいて大入り満員となり、民俗資料館の囲炉裏前の土間に16名、板塀内側に10名に座っていただいたほか、板塀外のフロアにモニター席を設けて映像で視聴していただきました。
創造館スタッフの皆さまには、いつもながら大変お世話になりました。ありがとうございました。
語りの演目・お話の内容・語り手は、以下のとおりです。
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大年の火
大晦日に麻の玉と交換した炭を焚くと、小人の貧乏神がぞろぞろ出てきて宝の臼を置いていく。
稲垣 勇一
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へっぴりの平
大きなへをこく男が、への力で諏訪湖に重い船を押し出し、千両箱をもらって帰る。
小林 寛恵
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馬方と山んば
山姥に魚と馬を食べられた男が、山姥の棲家に忍び込み、山姥を唐櫃に閉じ込めてやっつける。
金箱 陽子
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さらさら山
歌詠みをさせた殿様が、実施の歌に呆れ、継子の詠む歌に感心して城に迎え入れる。
坂井 弘子
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へびになった刀
叢に置き忘れた刀が蛇になって待ち受ける。にらみを効かすと、元の刀に。
中村 安子
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親を買う話
親も子もない夫婦が親を買う。買われた親の財産が、そっくり心優しい夫婦のものになる。
坂井 弘
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宝ふくべの女長者
博打で地蔵に買った女が、瓢から出てきた二人の小人に望みの品を出してもらい、幸せを手に。
市川 和枝