6月の「昔ばなし語りの会」
6月25日(日)13:30~15:20
上田創造館 民俗資料館で、恒例の「昔ばなし語りの会」を開催しました。
今回は、民話キッズたんぽぽの受講生 小学校5年生の土屋叶実さんも出演。一昨年6月の「昔ばなし語りの会」、昨年10月の「民話 語りっこ 学びっこ」に続く三度目の出演です。長い演目も語れるようになり、成長著しい大人顔負けの語りでした。
25名の方が聴いてくださり、お顔を見知った常連さんも多くなっています。
演目・お話の内容は、以下のとおりです。
- 
  
酒の好きな菩薩さま
酒を買いに来て、「明徳寺のもんだ」と言ってお代を払わず帰る小僧。捕えてみれば、お堂に安置された菩薩さまだった。
中村 安子
 - 
  
夜は寝るもんじゃ
夜、峠道を通ると「夜は寝るもんじゃ」と不気味な声。正体を暴こうと猟師が鉄砲を撃つも、弾はすり抜けてしまう。
小林 寛恵
 - 
  
鬼婆の羽織
山で迷子になり、鬼婆に羽織を着せられて老婆の姿にされた娘。本当の優しさに気づかせてくれた貧乏な八吉と結ばれる。
坂井 弘
 - 
  
甲田池の河童
馬に引き摺られて、いたずら河童が文治さんの家へ。助けてもらう代わりに、お振る舞いのお膳を貸してくれるが・・・。
土屋 叶実
 - 
  
弥九郎の犬
弥九郎が助けた母狼が約束どおり子をくれ、立派な猟犬となるが、やがて弥九郎の身を案じ自ら姿を消す。
市川 和枝
 - 
  
子もりうたのしらせ
長者の娘の婿選び。長者の出した三つの難題を解く鍵を、子守唄で教えてくれる。子守唄を歌っていたのは・・・。
坂井 弘子
 - 
  
西行の袈裟供養
葬式に出向いた西行法師。みすぼらしい出で立ちでは断られ、立派な袈裟を着けると盛大な取持ち。不信心を諭す。
稲垣 勇一